ロータリーUVインクジェットプリントとは
曲面へ360度、フルカラーインクジェットプリントが可能で、ステンレスやグラス、アクリルやアルミ素材など硬質素材へのプリントが可能です。
また白インクをプリント面の下地として使用することで、透明な対象物でも鮮やかな色彩表現が可能です。
仕上げにクリアコーティングをおこなうことでよりデザインを鮮やかに見せることができ、大切なデザインを長くお楽しみいただけます。
出力色見本
元データ(CMYKカラー)
ステンレス(白インク有)
クリアボトル(白インク有)
注意事項
- 1mm以下の幅のオブジェクト(線や文字含む)や1mm以下の隙間は、つぶれや擦れ、白の下地の表出が生じる可能性があります。
- 白インクを使用するプリントの場合、カラーインクの下に白いインクがプリントされるため、透過処理によるぼかしやグラデーションが表現できません。 辺や線が垂直または水平ではなく、かつ低解像度の画像でアンチエイリアスがかかっている場合も、当該アンチエイリアス箇所も白インクでプリントがなされるため、下地が表出することがあります。
- 半透明のデータは白インクがプリントされないことがあるのでご注意下さい。
- 画像編集ソフトで自動選択ツールで背景画像を選択して除去する場合、背景の選択が充分ではなく背景画像データが残ってしまうことがあります。 またきれいに除去したつもりでも、アンチエイリアスがかかっていて半透明部分が残ることがあります。僅かでも濃度が0%ではないデータ(ほぼ透明だったとしても)があると、加工機が反応してプリントしてしまい仕上がりがご希望通りではない結果になる可能性がありますので、背景は丁寧に細かく除去してください。
- ご入稿データに(本当はプリントしたくない)データが残っていた場合でも、当該データの要不要を判断できずご入稿データのままプリントしてしまいますので、不要なデータは必ず削除してください。
- Adobe Illustratorなどを含むグラフィックソフトを使用し、パスを含むデータや、スウォッチ登録したパターン柄などの効果を使用したデータでラスタライズ(=1枚の画像データにすること)をしていないと、ご希望の仕上がりにならない可能性があります。
- 写真データやイラスト画像データ等を実寸以上に引き伸ばして使用すると、仕上がりが粗く仕上がってしまいます。ロータリーUVインクジェットで使用する画像は実寸で400dpiでご準備ください。
- 素材によってはフルカラープリントと同時に同一形状にて白インクによる下地プリントするため、1mm以下の範囲で僅かに下地とカラー面とでズレが生じる場合があります。
- 加工機の特性上、赤みが弱く、すこし黄色味がかった仕上がりになります。また、プリントする対象物自体の色によっても仕上がりに影響を受けます。
- ヨセミテでは、色の表現精度向上のため様々な取り組みを進めておりますが、色の忠実な表現について、ご希望にお応えできない場合があることを予めご容赦ください。
- デザインの端と端はうまくつながらない場合がございますので、柄合わせのデザインはお控えください。
- 製品をご使用前に、必ず本体を中性洗剤でよく洗ってください。